こんにちは。元夫はモラハラ夫、あづさです。
モラハラ夫と離婚してから、結婚前に付き合っている時に気づかなかったのか?と考えています。
今日は、私の体験談からモラハラの片鱗を探し出していきたいと思います。
何ヶ月かごとに「別れたい」と言われていた
今思うと、これって言われた人によっては一発アウトですね。
「別れたい」と言われますが、いつも理由ははっきりとしませんでした。
大抵の場合「他に好きな人ができた」とか
「好きでなくなった」とか
「価値観が合わない」とか
って「理由がはっきりしている」と思うのですが。
別れたい理由を聞いても、なんだか、ぼやっとしているのです。
上手く表現が出来ないのかな?とも思って、夜中の2時3時まで話しを聞いていくと、落ち着いてきて(と当時は思っていました)、結局は別れない、となるのがパターンでした。
当時もちらりと思っていましたが、元夫の生育歴が少々複雑なので、お試し行動のひとつなのかな、と思っていました。
※お試し行動とは、例えば、養子の子が養親にする行動で、「こんなことをしても受け入れてくれるのかな?」といたずらをしながら、親を試す行動のひとつと言われています。
でも、お試し行動って、子が親にするならともかく、大の大人がすることじゃないですね。
お試し行動は他にも…
ある時は、電話にも出てくれないので、彼の一人暮らしの自宅に行ってみたことがありました。
留守だったので、待っていると帰ってきましたが、私の車を見ると逃げ出したので、追いかけたこともあります。
でも、追いかけられて嬉しそうに逃げてました。
「逃げるけど、追いかけてくれるだろうか?」というお試しですよね。
自分を見放されないか、
どれだけ、自分の信者でいてくれるのか、試していた訳ですね
やたらと優しい時があった
これは、DV関係における「ハネムーン期」だったと、今では思います。
そして、DV被害者の多くがおちいる様に、私もこの優しい時期の彼が「本当の彼の姿なんだ」と思っていました。
さらに言えば、付き合っている時の優しさは、結婚したら半分に減りました。
「ハネムーン期」と言いますが、
本当にハネムーンの様でした。
夢見心地とでも言いましょうか…
優しいかと思うと、ケンカをふっかけられて、私を精神的に追い詰める時期があった
付き合ってから、しばらくして結婚を前提にという話しになり、私は退職しました。
その時に転職をしなかったので、しばらくは家にいました。
私としては、久しぶりに長い自由な時間の間に、友だちに会いまくろう!と意気込んでました。
しかし数ヶ月に一回「別れよう」と言われ、数日間連絡が取れなくなったりして、とても友だちと会う約束をする気にもなりませんでした。
この追い詰められた時期は頻繁にありました。
今にして思えば、これもモラハラ準備段階。
いえ立派なモラハラですね。
私の気力を奪い、行動を制限して、自分の支配下においた訳ですね
「別れたい」発言は、彼のストレス発散方法だと理解してしまった。
ちょっと長く付き合ううちに、「別れたい」発言の出る時期を見抜いてしまいました。
それは、彼の経営していた会社の決算時期と税金の支払時期、年末、年度末です。
会社を経営している側からすると、ちょっとしたストレスがかかる時期ではあると思います。
加えて、彼は若くして幹部、そして経営者になったので、会社で孤立しているのも聞いていました。
彼のちょっとした愚痴を聞ける人はいない状況は知ってました。
なので、仕事の愚痴を聞いている、そしてこれが彼のストレス発散なのだと思ってました。
これも、ストレス発散が私への「別れたい」って時点でアウトですよね…
単純に極端な性格の人だと思っていた
昔話をよくする人で、以前に「よく泥酔するまで酒を飲んでいた」という話しをしたことがあります。
考え方も極端から極端へ走る人でした。
タバコが体に悪いから医師から止めろと言われて、それまで2箱とか吸っていたのに、ある日突然止めた、とも話してくれました。
黒か白かはっきりしているんだな、と思ってました。
そういう性格の人っているよね、と受け入れてました。
ひどい仕打ちを受けておきながら、どうして受け入れてしまったのか?
今にして思えば、良い時もありつつも、悪い時もあった訳です。
でも、受け入れ続けてしまって今に至ります。
そもそもの私が「自己肯定感」が低い為、
「こんな私を好きと言ってくれる貴重な人」
「結構変わっている自分を好いてくれた人」
というフィルターがかかってました。
この人を逃したら次はない、という思い込みもありました。
加えて、人生において恋愛相談なんてしたことがありません。
相談とは、もう決まった結末に対して、賛成してくれるかどうか、話すこと、と思ってました。
親にも恋愛のことを話す間柄ではなかったです。
1人で抱え込んで、1人で解決していく性格で、ある意味「しっかりしている」性格なのでしょう。
今にして思えば付き合っている時に、この異常性に気付いて、立ち止まる、又は周囲に意見を求めることで、今現在の精神的苦痛はなかったかもしれません。
ちょっとした違和感も、他人だからあるだろうと受け入れてしまったのです。
自己否定されているとも気付いてませんでした。
彼氏の対応に違和感を感じて、おかしいのかも?と、悩んでいるあなたへ
もし、あなたがパートナーから「別れたい」と頻繁に言われるのであれば、別れましょう。
どんなにあなたとの相性が良くても、どんなに自分史上最高のスペックの持ち主であっても、です。
人はそんなに軽々しく「別れたい」とは口にはしないものです。
でね、この兆候って人格(パーソナリティ)障害の人の特徴と同じなんです…
今回もお読み下さって有難うございます。
あなたの一助になれば幸いです。
見た目は専門書ですが、読みやすいです!
めっちゃおすすめです!
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